プレミアムコンパクトの品格を備えたMINI 5ドア

14年10月に導入されたMINIの新しい仲間が5ドア。
3ドアよりもホイールベースを70mm延長し、ボディも拡大。横から見ると胴長な印象だが、3ドアよりもエレガントな佇まいとなっている。クロスオーバーに続いて左右に4ドアを備えたことで、後席に気軽にだれかを案内できる。それでいながら、重心が低く3ドアと共通性の高いルックスは、まさに3ドアとクロスオーバーのいいとこ取りと言っていい。

実用性と走りを両立させることで、新たなファンを獲得

【走行性能】MINIらしさは5ドアでも健在

3ドアと比べて大きくなったとはいえ、全長はわずか4mと最近のコンパクトカーの平均値。それゆえ走りは軽快で、3ドアに劣らず楽しいドライブフィールを堪能できる。写真は136馬力を発揮する1.5L直3ターボを搭載する「クーパー」。刺激的な動力性能を求めるなら、192馬力の2Lターボを積んだ「クーパーS」がオススメだ。

【インテリア&エクステリア】大人っぽさを身につけた5ドア

正面から見ると3ドアと見分けがつかないが、横から見ると伸びやかでエレガントなプロポーションの5ドア。ホイールベースが70mm拡大されたことで、後席の足もとスペースにゆとりが生まれている。車高の高いクロスオーバーに抵抗があるひとにオススメしたい1台。なお、インパネまわりのデザインは3ドアとほぼ共通となっている。